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● 有病率は学童期に約7.2%、成人期に約2.5%とされるが、診断がつくかどうかは文化や環境によって大きく左右されるため、
報告される有病率はさまざまである1)
● 男性のほうがやや多い(およそ男性2:女性1の比率)1)
なお、成人では性差がなくなる2)
● 睡眠障害を伴うことが多い4)
● 落ち着きがなく、活発に動き回らずにはいられない
● 物事を順序立てて考えるのが難しく、仕事での段取りをつけることが難しい
【参考】
1) 尾崎紀夫・三村將(監修).水野雅文・村井俊哉・明智龍男(編集).標準精神医学 第9版.東京,医学書院,2024,pp.261-262.
2) Moffitt TE, et al. American Journal of Psychiatry, 2015, 172(10), 967-977.
3) ADHDの診断・治療指針に関する研究会、齊藤万比古 ・飯田順三 編. 注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン 第5版. 東京, じほう, 2022, p.(7), 8-9, 11-12.
4) 中川栄二. 最新医学別冊 診断と治療のABC130 発達障害(神尾陽子企画). 大阪, 最新医学社, 2018, pp.132-133.
監修(五十音順)
医療法人南風会万葉クリニック 子どものこころセンター絆 センター長 飯田 順三 先生
国立大学法人信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室 教授 本田 秀夫 先生
社会医療法人啓仁会堺咲花病院 副院長 村上 佳津美 先生