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不眠症状の3つのタイプと日常生活への支障

不眠症状には、寝床に入っても眠れない「入眠困難」、夜中に目が覚めてしまう「中途覚醒」、早い時間に目が覚めてしまい、もう一度寝つくことができない「早朝覚醒」の3タイプがあります。1, 2)
医師が「不眠症」と診断するときは、症状だけではなく、生活に悪影響が出ていることもポイントになります。
逆に、眠りが浅く感じられたりしても、日常生活に支障がなければ不眠症とは診断されません。3)
不眠症状が続いていることに加え、日中に集中力が下がったり、怠感があったり、意欲が出なかったりすると、不眠症が疑われます。1,2)
しかし、不眠症になったとしても、さまざまな対処法・治療法があります。

図表・イメージ:不眠症状の3つのタイプ+不眠症の影響で起こる日常生活への支障の例
文献 1,2)を参考に作成

不眠症と不眠症状の関係について、詳細はこちらをご参照ください。

  • 1)American Academy of Sleep Medicine 著. 日本睡眠学会 診断分類委員会 訳: 睡眠障害国際分類 第3版. 東京, ライフ・サイエンス, 2018, pp.3,4.
  • 2)睡眠障害の診断・治療ガイドライン研究会 内山真 編:睡眠障害の対応と治療ガイドライン 第3版. 東京, じほう, 2019, pp.164-166.
  • 3)厚生労働省: e-ヘルスネット[情報提供] 不眠症(三島和夫 著).
    https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-001.html [2024年11月1日アクセス]
睡眠の質を高めるセルフケア