シオノギ製薬
がんのつらさ
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アイキャッチ画像 痛みをうまく伝えるコミュニケーションガイド

はじめに はじめに

  •  がんは一人で闘うには、相当強敵な相手です。がんとの闘いには、知恵を使って、正しい知識を得て、また、医療者や家族など、よい味方を見つけて、うまく付き合っていってほしいと思います。
     がんにはいろいろな症状や痛みが伴うものですが、時々、患者さんは、医療者に気兼ねして、症状を訴えるのをためらったりします。実は、痛みを和らげることでがんの治療にもとり組みやすくなります。最も大切なことは、痛みをがまんせず、遠慮しないで、きちんと医療者に伝えていくことです。このことは、何よりも、あなたの大切な命をまず一番に考えてほしいから言えることですし、痛みを訴えることは、遠慮しなくて大丈夫だということなのです。
     このWEBコンテンツでは、とくに、がんに特有な痛みについて、どうやってうまく伝えたらよいか、わかりやすく書いていますので、是非積極的に使っていただければと思います。

    日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 教授
    がん薬物療法専門医
    勝俣 範之