特発性肺線維症(IPF)は、治癒が困難な慢性の進行性疾患です。症状の改善にはいたらないまでも、進行を抑制することが治療の目標となります。
ピレスパは、肺の線維化を抑制するお薬です。
肺の線維化を抑制する作用により、患者さんの症状の進行に伴う肺機能の悪化を抑制します。
ピレスパ®による特発性肺線維症(IPF)治療
ピレスパについて
ピレスパ®錠200mg(一般名:ピルフェニドン)
ピレスパは、長径約12.2mmの錠剤です。
服用方法
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ピレスパは1日3回、食後に服用します。
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コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。
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空腹時の服用は避けてください。
- 注意
- 主治医から指示された用法・用量(服用するタイミング、1日の回数や量)は必ず守ってください。自己判断で服用を中止したり、量を加減したりすると病気が悪化することがあります。少しでも不安な点があれば、すぐに主治医や薬剤師に相談しましょう。
ピレスパの効果
ピレスパは、特発性肺線維症(IPF)の進行に伴う肺機能の悪化を抑制します。
特発性肺線維症(IPF)は、病気の進行に伴い肺活量が低下していきます。
臨床試験において、ピレスパは特発性肺線維症(IPF)の患者さんの肺活量の低下を抑えることが確認されました。
臨床試験において、ピレスパは特発性肺線維症(IPF)の患者さんの肺活量の低下を抑えることが確認されました。
監修:日本医科大学 名誉教授/公益財団法人結核予防会 代表理事 工藤 翔二 先生
指導:神戸大学 名誉教授 錦織 千佳子 先生