がんのつらさ ~つらさ聴いてつたえて~

Q14痛み止めの服用以外で痛みを緩和する方法はあるでしょうか?

  • 痛みをやわらげる方法には、痛み止め以外に放射線治療、神経ブロックなどがあります。放射線治療は、がん病巣が存在することに伴う疼痛ではすべて対象となり、局所の痛みの緩和および抗腫瘍効果を期待して、まずは外照射の適応が検討されます。
    代表例は、有痛性骨転移に対する外照射で、60〜90%の症例で痛みの緩和が期待できます。原発巣の組織型によって多少の効果の違いはありますが、いずれの組織型の場合も適応になります。神経ブロックは、局所麻酔薬の投与や神経破壊的処置により、末梢から中枢への侵害入力の伝達を抑制または遮断することにより、鎮痛効果を発揮する手法です。高用量のオピオイド鎮痛薬の全身投与で鎮痛効果が得られない場合やオピオイド鎮痛薬や非オピオイド鎮痛薬、鎮痛補助薬の投与で鎮痛効果が得られない場合などに神経ブロックの施行を検討します。
  • ※参考資料 P.54-57 新版 がん緩和ケアガイドブック 第1版第3刷(2019年発行/青海社/日本医師会)