がんのつらさ ~つらさ聴いてつたえて~

Q10緩和ケアとはどのようなことをするのでしょうか?

  • 「がん対策推進基本計画(平成24年6月閣議決定)」において、緩和ケアについては、「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」が重点的に取り組むべき課題として位置付けられました。現在の第3期がん対策推進基本計画でも分野別施策(3)がんとの共生部分にがんと診断された時からの緩和ケアが掲げられています。がん患者さんとそのご家族が、可能な限り質の高い治療・療養生活を送れるように、身体的症状の緩和や精神心理的な問題などへの援助が、終末期だけでなく、がんと診断された時からがん治療と同時に行われることが求められています。
    がんになると、体や治療のことだけではなく、仕事のことや、将来への不安などのつらさも経験するといわれています。緩和ケアとは、がんに伴う心と体のつらさを和らげる考え方です。そして緩和ケアは、がんが進行してから始めるものではありません。がんの治療とともに、つらさを感じるときにはいつでも受けることができます。つらさはご本人しかわかりません。具体的に「いつから」「どこが」「どのようなときに」「どんなふうに」「どのくらい」つらいのかを、医師や看護師につたえていきましょう。身近な医療者に自分の気持ちをつたえ、どのような治療を受けるのか、どこで緩和ケアを受けるのかを一緒に選ぶことが大切です。そのときには、どのように過ごしていきたいのかという自分の気持ちをつたえましょう。あなたの気持ちを大切にしてもらえるはずです。あなたが緩和ケアの中心なのです。また家族も心のつらさをはじめとしたさまざまな負担を抱えることから「第二の患者」といわれることもあります。緩和ケアは患者本人だけでなく、家族に対しても行われ、様々な医療者がチームを組んで支援してくれます。家族が担当の医師や看護師、その他の医療者に自分のつらさや困りごとを相談しても構いません。
  • ※参考資料 厚生労働省ホームページ がん対策情報 緩和ケアページより引用
    http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/gan/gan_kanwa.html
    ※参考資料 国立がん研究センター がん対策情報センター「緩和ケア」
    https://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/odjrh3000000purk-att/204.pdf