「医療用麻薬」の副作用とその対策について

医療用麻薬の主な副作用は「便秘」・「吐き気」です。それぞれの症状にあわせたお薬が使用されます。ときに眠気が出ることがありますが、多くは服用を続けるうちに治まってくることがほとんどです。

医療用麻薬の作用のひとつに、「排便を抑える」作用があります。医療用麻薬を使用している間は下剤で排便コントロールをします。
下剤(緩下剤)センナなどが使用されます。
吐き気は、医療用麻薬を飲み始めて2週間ほどで消失します。医療用麻薬の使用と同時に、約1~2週間、吐き気止めを服用します。それ以後は、吐き気止めを中止できます。
吐き気止め(緩下剤)の、ブロクロルベラジンなどが使用されます。
長い間痛みに苦しんでいた患者さんが、医療用麻薬を服用することで痛みが取れ、しばらく眠り続けることがあります。患者さんの肩などを少しゆすっても起きない場合は、副作用が考えられますが、それ以外は「やっと眠れるようになった」状態であることが多いようです。
眠気の多くは、しばらく医療用麻薬を飲み続けると消失します。しかし、眠気が気になる場合は医師や薬剤師、看護師に相談してください。